ボストンでテニスの大会に出よう!

これまでボストンでの生活に関する話をしてきましたが、まぁちょっと調べれば様々な記事でもっと詳しく説明されていることばかりでオリジナリティに欠けるな~と思っていました。

そこで本日はボストンでテニスをがっつりやりたい!!という方に向けたブログを書いてみようと思います(笑)

 

①ボストン市内のテニスコート事情

当たり前ですが、オムニコートなどというテニスコートは海外にはほとんど存在しません(笑)。基本ハードコートでたまにクレーコートがあります。あと、さらっとグラスコートもあったりします(芝でテニスしたい・・・)。

A. そこらへんにあるテニスコートを使う

基本的にボストンにあるテニスコートは無料で自由に使えます!本当に至る所にテニスコートがあります。無料で自由に使えるのはいいのですが、逆に予約することは出来ないので、ちょっと出遅れるとコートが埋まってしまっているということもたまにあります。

 

B. 大学の持つテニスコートを使う

大学の所属がある人は、大学が持つテニスコートを自由に使えたりします。MITは学生ならば無料で室内コートなども予約して使えたりするようです(部活の人が使っていない時間帯などに限られますが)。ボストン大学は、室内・室外コートを持っているのですが、研究員などの場合は月50ドルのクラブ会員になる必要があります。クラブ会員でない人が使う場合は一回12ドルくらい。クラブ会員になるとサウナなども使えるようになるみたいです。自分はもっぱらそこらへんにあるテニスコートを使用しているのでクラブ会員にはなっていないのですが、冬で雪が降る季節などは室内コートが使えるのでクラブ会員になっても良いかなと考えています。

②ボストン市内の大会に出場する

ボストン在住のテニスプレイヤーの諸先輩方に色々教えてもらいました。

 A. United States Tennis Association (USTA)に登録する

 まず、アメリカのいわゆる草トーなどに出場するためには以下のサイトからUSTAに登録する必要があります(登録せずに出られる大会もあるかもしれませんが)。年40ドルくらいで登録が出来て、複数年の場合割引などもあります。

https://www.usta.com/en/home/membership/individual-memberships.html

登録をした後に、自分のレベルを申告する必要があります。USTAのレベルは1~7くらいまであり、6,7はプロレベルです。このレベルによって大会の出場資格などが変わってきます。個人的な感想ですが、関西の大学体育会で2部だと5.0、3部くらいだと4.5、4部以下だと4.0くらいなイメージです。ただ、日本人の場合はアメリカでの高校や大学でのテニス経験は無いのでほぼ自己申告になります。この申告は高校でのテニス経験や大学でのテニス経験などの質問に答えていくと自動的に決定されます。ただ、自動決定後にも自分で上のレベルであれば自己申告出来ました(おそらく下は無理?)。

 B. 個人戦に出る

上記で登録が済んだ場合、携帯のアプリでUSTA Mobileというアプリをインストールすれば、LeaguesやTournamentsの情報が見れます。

Leaguesは団体戦で、運よくアメリカ内で団体に所属することが出来ればここで試合の結果や試合日程などを見ることが出来ます。対戦相手や試合結果なども見れるので面白いです。団体へ加入は知り合いに参加者がいれば教えてもらうのが一番だと思いますのでここでは説明は省きます。
さて、Tournamentsは個人戦です。これもアプリ内で全て探すことが出来ます。登録者のレベルにあった試合のみが表示されるのかどうか詳しいことはわかりませんが、この中で年齢制限などを見ながら参加する大会を選びます。基本的に全てネット上で登録を済ませることが出来、参加費もクレジットカードでその場でパパっと支払われるのでめちゃくちゃ簡単です。

登録が済んだら、参加の可否がそのうちメールで送られてきます。人数などが限られるため登録しても参加できなかったりすることがあるみたいです(クレジットからの引き落としはこの参加の可否後に行われるためご安心ください)。

次は前日くらいにこれまたアプリ内でドローが確認できます。そのドローには各試合が何時から行われるかが書かれているので、その時間に指定のテニスコートに行きます。日本での試合と同じく受付をして、テニスボールをもらってコートに行って、10分間プラクティスなどをして、試合開始です。ちなみにアメリカではボール3個で1試合を行います。あとスコアの言い方が15は「ファイブ」、30は「スリー」、40は「フォー」とか言ったりします。15-15だと「ファイブオール」と言ったり、「ファイブス」と言ったり、人それぞれです(笑)。アメリカのテニスはみんなパワーテニスみたいな印象でしたが、意外にビリーズブートキャンプのビリーみたいな人がめっちゃシコラーだったりしました。あとは、試合中のチェンジコートの際にめちゃくちゃフレンドリーに話しかけてくる人が多いです(笑)。日本だとマナー違反になりそうな感じですが、まぁこれも異文化交流だと思って楽しくやりましょう。

以下は自分が出た4.0の大会で優勝したときのトロフィーです(^^♪

f:id:baby-steps:20190616050846j:plain

4.0の大会でのトロフィー!

 

③自分の強さを確認しよう!

さて、試合が終わるとまた次の大会のための練習が始まります。自分が勝った相手・負けた相手がどの程度の強さだったのか、気になりますよね?(笑)

アメリカでは団体戦個人戦、両方ともの結果が詳細に管理されていて、Universal Tennis Ratingというサイトで個人のスキルレベルが確認できます。https://www.myutr.com/

スキルレベルは1~16.5までで全世界のテニス選手が対象で、現在は16.22のナダルがトップです。ちなみに錦織は15.61で世界14位になっています( ;∀;)

このスキルレベルの面白いところは男女別ではなく数値が管理されているので、女子では全仏優勝したバーティが13.37でトップです。

このスキルレベルが1違うだけで、スコアが6-0,6-1とかになるくらいの力量差になるようです。このスキルレベルはこれまでの対戦相手とそのスコアから独自のアルゴリズムで計算されるようで、結構面白いです。全世界で公式な試合の結果は全て対象となっているようです。
USTAの数字の2倍くらいだと思います。YoutubeでUSTA 5.0とか、UTR 10.0とかで検索すれば物好きなテニスプレーヤーが動画を上げているのでレベルの参考になると思います。

 

④Japanese Boston Tennic Club

 いきなり外人とテニスするのはハードルが高い!という人には、ボストンには日本人のテニスクラブがあります!!

https://groups.google.com/forum/#!forum/btc-centre

僕も最初はこのクラブに行ったおかげでものすごく助かりました!本当に感謝しかありません。参加資格は「きちんと挨拶が出来る」。これだけです(笑)。