触覚VR!!

Skin-integrated wireless haptic interfaces for virtual and augmented reality

www.nature.com

 

ついにキタ!って感じの技術。
これまでVR,ARは視覚と聴覚を対象として発達してきた。この研究では触覚を再現できるような装置の開発に成功した。

これまでの研究では,ワイヤー付きだったり,電気刺激によって触覚を再現していたが,電力などのコントロールが精密に出来なかったようだ。今回開発に成功した装置はワイヤレスでモーターのようなもので圧力をかけているようだ。そして,柔らかくてテープのような形で皮膚に貼ることが出来る様だ。全くの専門外なので,これまでの装置に比べてどこがどうすごいのかわからないけど,これまでのより質的に素晴らしいって書いてある(笑)
"This class of technology is qualitatively distinguished in form and function over previous attempts at programmable haptic interfaces to the body."

Fig4ではこの装置を使った実例がいくつか挙げられている。
1:画面にタッチした感触が相手に伝わる

おばあちゃんとテレビ電話している子供が,画面に映っているおばあちゃんにタッチするとその感覚がおばあちゃんがつけているデバイスに伝わる。

2:前腕切断者への感覚フィードバック

ロボットアームで作られた前腕が何かを保持した感触を,上腕で感じるようにフィードバックすることで,持った感触をフィードバックする。持った感覚が上腕で感じるってどんな感じなんやろう・・・(笑)
3:この装置を体の至る所につけて,格闘ゲーム
これは言わずもがなで,ゲーム中で殴られたりした感覚を身体全身で感じることが出来る(笑)。ただ,残念ながら?これは殴られる感触しか受けることが出来ないので,切られたり,かめはめ波を受けた感覚をフィードバックされるのは難しいかもしれない(笑)

個人的には何かスポーツに応用できないかなーって考えてみたけど,いまいち思い浮かばないな( ;∀;)