2015年全仏オープン準々決勝

vsジョーウィルフリード・ツォンガ
1-6,4-6,6-4,6-3,3-6
残念ながら今年の錦織の全仏オープンは終わってしまいました。
錦織の出足が悪いのとは対照的にツォンガは絶好調でした。
長いラリーでポイントが取れず全くリズムが取れないまま、あれよあれよとセカンドセットも2-5まで。
ここで電光掲示板の一部が観客席に落ちるハプニングがあり30分の中断がありました。
中断明けに、錦織は別人のようなテニスを披露し勝負はファイナルセットへ。
ここまで2セットダウンで一つのミスも許されないプレッシャーと戦っていた錦織の緊張の糸に綻びがあったのを今日のツォンガは見逃しませんでした。
たった一度のチャンスでツォンガは前に出て錦織のミスを誘います。
ファイナルセットのツォンガにはこの一度のブレイクで十分でした。
試合後にはコート上に文字を書き、コート上に大の字になって喜びを爆発させます。
これでボトムハーフのベスト4はスイス勢対決を制したワウリンカ対地元フランス勢ツォンガとなりました。
明日は準々決勝にはもったいないジョコビッチナダル、そしてマレー対フェレールの試合です。
錦織は残念ながら負けてしまいましたが、全仏オープンはまだまだ続きます。

今日の試合を見て本当にメンタルの重要性を実感しました。
どうすれば練習でやってきたことを試合で全て出し切れるのか。
本当に難しいことです。
そして一度崩れてしまったあとの立て直しの難しさ。
負のスパイラルからの抜け出しかた。
なんだか取り留めのない終わり方になってしまいました(@_@;)