ラケットを投げるということ
杉田選手が初のATPツアー優勝かつ松岡修造の46位を抜いて日本男子歴代2位の44位となりました。
この芝シーズンを最高の成績(芝のチャレンジャーとATPツアーで同じ年に優勝した初の選手,アンタルヤオープンの初代王者,4大大会初勝利など)で終えました。
そして,われらが錦織圭のウィンブルドンもまたしても3回戦負けで2週目に進めませんでした・・・( ;∀;)
今シーズンは成績も振るっていないので,ネット上では批判の嵐でいっぱいです。
特に今シーズンはラケットを折れるところまで叩きつけていたりして目立っていますね。成績もあまり振るわないストレスからくるデフレスパイラル状態な気もします。
昔まではこれくらいやったのに・・・(笑)
擁護派も批判派もいるけれど,杉田の選手のコメントが一番納得しました。
とりあえず自分の意見としては,「自分がテニスしている上では絶対ラケットは投げない。錦織にも投げてほしくはないが,投げてもいいから勝ってほしい」という感じです(笑)
ただ,やっぱり錦織はめっちゃ真面目やから,ワウリンカとかと違ってラケット投げた後にすっきりして強くなる,みたいなことはない気がするんですよねー(決してワウリンカが真面目でないと言っているわけではありません)
とりあえず今度からベイビーステップの荒谷のようにラケットを投げ捨てるのではなく,怒りは大声で空中に放つということをやってほしい(笑)
まず間違いなくラケットを投げ捨てる行為自体はスポンサーにも悪いし,ラケットを作った人のことを思うとやってはいけないこと。錦織がちゃんと全仏オープンの試合後にはスポンサーに電話で謝ったという話は重要なことだと思います(バナード・トミッチのようなやんちゃな選手もいるし)。もちろん謝ればやってもいいということではないですが。これはテニスのルール的にもちゃんとコードバイオレーションで罰を受けることになります。
全英で「テニスに飽きた」と失言のトミックが170万円罰金とスポンサー解除 (THE PAGE) - Yahoo!ニュース
ただ,それを教育の観点から悪いことだからやるなっていうことに対して,スポーツ選手は教育者ではないというのは納得。何が良いか悪いかという点は親がしっかりと教育すべきところだということは確かにその通りで,子供がラケットを投げて「錦織がやってたもん」ということに対してしっかりと怒れるかどうか。
今シーズンの錦織の成績にはヤキモキすることがとても多いですが,ヤキモキするってことはやっぱり錦織に勝手に期待している部分なので,むしろヤキモキしなくなったら終わりや!(^^)!
次は得意のハードコートシーズン!
こっから巻き返して全米オープン優勝,ツアーファイナル優勝目指して頑張ってもらいましょう!!