醜いアヒルの子定理
これ少し面白かった.
「醜いアヒルの子と普通のアヒルの子の類似性は,任意の二匹の普通のアヒルの子の間の類似性と同じになるという定理」らしいです
例えば,10円硬貨と100円硬貨の違いと100円硬貨同士の違いに違いはない.ということです.
これは直観に反するように感じられます.
なぜなら,私たちは100円硬貨同士のほうが類似性が高いと感じるからです.
しかしこれは,硬貨の価値(10円か100円)に優先度を置いているから差が出てくるわけです.
傷の場所や重さなど色々と違う点はあるけれど,硬貨の価値というのを無意識的にそこに重点を置いているということですね.
機械学習でいう重みがこれにあたるかと思います.
どのような判別の時に,どのような特徴量にどのくらいの重みがつくのかという点は新しい視点かなーという気もします.
自分があまりそういう考え方をしてなかっただけですけど(笑)