花金

今日は花の金曜日.

だからなんだっていう感じの生活を送っています.

 

今日はオペラントコンディショニングについてひたすら考えた1日でした.

オペラントコンディショニングとは,

例えば,試合の日に朝からかつ丼を食べたら試合に勝ったとする.

そうすると,朝ごはんにかつ丼を食べる頻度が高くなるといった具合のもの.

何かの行動があった時に報酬が与えられるとその行動の生起頻度が上昇するということ,報酬の代わりに罰を与えれば生起頻度を減少させることもできる.

これがニューロフィードバックトレーニングの学習側である可能性が高いらしいのだが,fMRIで計測しているのはBOLD信号と言う血流の変化であって,本来の神経活動から6秒ほどのずれが生じている.

BOLD信号に応じて報酬を与えた場合に,いつの何に報酬が与えられているのだろうか??

これを考え出すと本当にわけがわからなくなる.

でも根本的に報酬が与えられるとすれば神経活動に対してなんだから,あとは,いつの神経活動に報酬が与えられるかという問題か・・・
報酬が与えられたその時なのか,時間差があるのか・・・

時間差があるとしたら,そこにヒトの意識はどのように介入しているのか.

謎は深まるばかりだ.

 

今日の論文

Of, Week - Science at the Olympics - Unknown - 2008

オリンピックに関して科学的な見方をレビューしている論文.

 1:北京の大気汚染がパフォーマンスに影響するか?

2:アイスベストがパフォーマンスを向上させるか?

3:新しいウェアやシューズがパフォーマンスを向上させるか?

4:神経科学はメンタルトレーニングに役立つか?

5:ドーピングは本当に働いているのか?

といったことに関してレビューしている。

 

持久力系のアスリートは喘息持ちが多いみたい。

マラソンとか走る前にアイスベストを着て、体温を下げることでパフォーマンスを上げようとしているけど、効果があるのかないのか、なぜ効果があるのかとかいろいろわかっていない。

ウェアとかシューズが発達するのはいいけど、競技力を競うのか、テクノロジーを競うのかよくわからんくなる。

神経科学はこれからメンタルトレーニングに役立つかもしれない。

ドーピングは科学的に調査したら、今ある薬物リストの多くはドーピングに当たらないだろう

といったことが書いてありました。