「英語は1年で」マスターできる
つまり、「モチベーションがあれば出来るでしょ?ないならそれはあなたにとって本当に必要なものではありません.」ロジックです.
あとは具体的に、ヒアリング勉強の教材として自分の目的に合った映画(例えばビジネス交渉の英語を学びたい場合、ビジネス交渉のシーンが多く含まれる映画)が推奨されているのですが、研究者に役立つ映画って何だろう・・・
その一本をまるまる暗唱できるくらいになるだけ勉強するみたいです|д゚)
映画の音声を一部聞いて、それを紙の英語で確かめるのが重要(発声と言葉の関係を作る).
研究者が主役の映画をちょっと調べた限りだと、イミテーション・ゲーム、奇蹟がくれた数式などが出てきましたが・・・
自分的にはインサイドヘッドも結構、感情や脳の話が出てくるのでありかなとも思いましたが、ベイマックスはダメかなぁ・・・
よく言われるのはTEDですが、自分は1回挫折したのと、同じ内容をひたすら聞くのは苦痛になりそうですし、コミュニケーションがほとんどないのが欠点かなと思います.
ということでまずは内容を見てみてから決めてみようかなと思います.
時差ぼけがアスリートに与える影響
時差ぼけがアスリートに与える影響をMLBのデータを使用して調べた論文.
How jet lag impairs Major League Baseball performance
結論から言うと、homeかawayか、さらにはoffenseかdefenseかによって時差ぼけの影響が異なることがわかったようです.
具体的にはhome-teamのoffenseのslugging percentage(長打率 = 塁打 ÷ 打数)が低下するようです.
また、home-teamは勝利しやすいアドバンテージが知られていますが、その効果(勝率+3.9%)と時差ぼけの効果(勝率-3.5%)の大きさが同じくらいという衝撃の結果.
一方defenseではhome-awayに関係せず、被本塁打が増えるようです.
ちなみに時差ぼけの効果はwestward(西方向への移動)とeastward(東方向への移動)の比較で見ていて、さらにtime-zoneを2つ以上通過した場合として定義しています.つまり2時間以上の時差があるときですね.東に移動したときのほうが時差ぼけが起きやすいみたいですね.
感想としては、2時間の時差でこれだけ影響が出るなら世界中を飛び回るテニス選手は恐ろしいほど影響を受けるなということ.
特にテニスの試合がヨーロッパとアメリカで多いことを考えると、日本のdisadvantageは大きいな・・・(東への移動と考えるとアメリカでの大会か・・・ん、でも12時間の時差ならwestwardもeastwardも変わらないか(笑))
楽天、上海、北京以外にももっとアジアでの大きな大会を増やせるといいなー.まずはATP250の大会を日本でやることかな?
そういえば、BIG4+ワウリンカは全員ヨーロッパ出身やな(笑)
てか調べてみたらTOP10選手ラオニッチと錦織以外全員ヨーロッパやん( ゚Д゚)
研究としてはがっつり読み込んだわけじゃないから間違ってるかもしれないけど、効果の比較に交互作用という言葉が出てこなくて、westwardで有意、westwardでは有意ではなかったという論調が多くて、ちゃんとした比較になってない気がする.
あとは、これだけ多くのパラメータを見ているので多重比較が超重要になる気がするのに、多重比較に関する記述がほとんど見当たらなくて、たまにちらっとFDR(False discovery rate)を使ったとだけ書いてあるくらいでよくわからない( ;∀;)
面白い結果だけれど、鵜呑みにするのはちょっと怖い.
人の評価は微分で決まる??
こち亀の中で好きな話がありまして、
これ・・・
火ノ丸相撲でもユーマが空手の師範に教えを乞うときに、同じような話があります.
この話を初めて聞いたとき、確かにそうだなーと思いました.
ヤンキーやってて人に迷惑をかけてたとしたらその時間帯は世間的には負の報酬になっている.つまり、その人が生きてきたそれまでのことを積分で評価すべきだというのが両津の意見.
でも、負の報酬から0に向かうという微分で評価されるからヤンキーの更生物語が偉い!という感想に繋がる.
よく恋愛でもギャップが重要って言われるわけで、これも微分で評価されているからこその話なのかなと.
生物は変化に適応して生きていなかなければいけないからそういう評価基準があるのかなー?でも社会的にはこれまで積み重ねてきたものを重視するっていうのを明示的には大きな軸にしている気がしなくもない気がするし、色々な評価基準があります.
どんな評価基準が良いとか悪いとかではなく、ヒトの感じ方にはいろいろな評価基準が無意識のうちに使われているということを知ったうえで、より良い意思決定などを行っていけると良いなと思いました.
火ノ丸相撲
この漫画、滾ります。
特に各キャラクターに信念があるのがかっこいい。
同じような境遇でもキャラクターによって出す答えは全く違うっていうシーンが多くて、自分は自分の信じた道を貫けばいい、そこに正解も不正解もないんだと思わせてくれます。
例えば自分の信念を曲げてでも勝利を欲するか、信念を曲げないために努力を続けるか。
これ、ベイビーステップの岡田くんも悩んでましたね。
1番お気に入りの試合は鳥取白楼戦の蛍の試合です。
この漫画、割とリアルに残酷なところがあって、才能ないやつはここまでしても報われへんのかと…
この試合を読んで、全巻購入を決めました(笑)
これからの人生で何回も読み直してその度に勇気をもらえそうな漫画です。
ネームバリューパワー
皆さんはこんな体験をしたことはないだろうか?
過去にインハイ優勝やインカレ優勝という戦績を持っている相手と対戦しなければならなくなりました。
試合前には「あーあ、運がないな。こんな強い相手と当たるなんて」と思っていたが、いざ試合をしてみると、相手はなんだか調子が悪そうで試合の中盤までは自分がリードしています。
「なんかリードしてるけど、相手は〇〇やし、ここまでは油断してただけでこっから本気出してくるんやろうなー、逆転されないように気を引き締めるぞ!」と思っているとあれよあれよと逆転負け。
試合後には「意外に善戦出来たけど、やっぱり勝てなかったなー。強かった。でもいい試合できたし自慢になるかな!」と悔しいけども納得の表情になる。
でもこの試合、実力は同じでも自分にも相手と同じだけのネームバリューがあれば勝てた試合だと思いませんか?
もちろん強いチームは逆境に強かったり、競ったところで強いとかもあると思いますが、メンタル面で負けていることの方が多いという可能性も捨て切れません。
さて、ネームバリューパワーとは、テニスなど相手のいるスポーツの試合において、相手選手(またはチーム)が過去にすごい戦績を持っている(インハイ優勝とかインカレ優勝とか)時に感じる謎の威圧感のことです(笑)
もちろん自分に同等のネームバリューがあれば威圧感は受けませんので、厳密には自分と相手のネームバリューの差ですが
実はネームバリューパワー以外にも、ルックスパワーというのもあって、これは選手がプロっぽい格好(ラケットのガットにメーカーのマークが書いてあったり、でかいラケットバックを背負って上下の服装のメーカーが同じとか)をしてると強そうに見えることです。
今日はネームバリューパワーの特徴と克服方法について考えてみます。
ネームバリューパワーは意外と厄介なヤツで、これを持ってるだけで相手が自滅する確率がかなり高まります。
他には、相手が「無名の選手なんかに負けるかよ」っていうちょっと気だるい感じで試合してくるので、自分もなかなか試合に集中できなくなるなどの効果もあります。
さて、このネームバリューパワーを克服するために今まで効果がありそうな方法を4つほど見つけました。
1つ目、自分も同じだけのネームバリューを手に入れる
2つ目、死ぬほど練習をして圧倒的に相手の実力を超える
3つ目、情報をシャットアウトして相手の名前を見ても「誰?」ってなるようにする
4つ目、相手と仲良くなって相手に認めてもらう
おそらく1つ目を達成してる頃には2つ目も4つ目も達成してる気がしますが(笑)
3つ目は自分の経験に基づきます(笑)
現実的に努力するのであれば2と4ですかね。
1を手に入れるためには、ネームバリューパワーを持った選手に勝たないと同等のネームバリューパワーは手に入りませんし。
3つ目もこの情報化社会では難しい気もします。
4つ目はコミュ障には難しいですが、仲良くなることで相手に認めてもらえれば割と対等な気持ちで試合をすることが出来ます。あとは実力の勝負です。
まぁ友達とは試合しづらいっていう性格の人には向いてませんが(笑)
人間意外と自分の壁は自分で決めてしまっている部分が多いらしいので、それを打ち破るのは難しいです。
面白いなと思った言葉にこんなことがあります。
三流の人は人の期待を裏切る
二流の人は人の期待に応えられない
一流の人は人の期待に応える
超一流の人は人の期待を超える
まさに長嶋茂雄とか、錦織とか、大谷とかは完全に人の期待を超えていってます。
自分自身の壁の次には世間の常識という壁が立ちはだかります。
まずは自分自身の壁を超え、さらには世間の常識という壁も越えていけるような人になりたいものです。
テニスで勝つためにはショットの時に悲鳴を上げよう
サンゴ礁はキスをする
論文のダウンロードは以下から
あらやだ素敵(笑)
海底に持って行ける顕微鏡を開発したことがすごいことのようです.
海底顕微鏡(Benthic Underwater Microscope: BUM)と名付けられたこの顕微鏡は,現場(海底)で,至近距離かつ高精度で海底の生物の撮像が可能なようです.
"The BUM is an imaging system that provides the first in situ, underwater observations
of benthic environments at nearly micrometre resolution"(論文から直接引用)
その凄い技術を使ってサンゴ礁の生態を観察したところ,サンゴ礁がキスをするといった新たな生態を捉えることが出来たとのこと.
この技術使って,脳内の血管にカメラを通して血流の流れとかを直接撮像できないかなー!(^^)!
まずは工学系の人たちに小型化を進めていただきましょう(笑)